« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »

2005.07.31

宮城県,司書職採用募集

宮城県職員採用で,司書専門職募集があります。

「宮城県職員採用選考考査(司書)」 --宮城県2005.07.29--


採用人員
1名程度

応募資格
昭和40年4月2日以降に生まれた者で,図書館法第5条に規定する司書資格を有するもの,又は平成18年3月31日までに司書資格を取得する見込みのもの。

一次試験
平成17年9月25日(日)

申込受付期間
平成17年8月12日(金)~平成17年9月2日(金)まで

詳細は上記サイトで確認すること

とりあえずがんばれ。



あと,国立国会図書館職員の三種試験もそろそろです。

「平成17年度国立国会図書館職員採用三種、三種技術試験案内」 --国立国会図書館--


採用人員
若干名

応募条件
昭和57年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた者で,最終学歴が学校教育法による高等学校、短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者又は平成18年3月までに卒業する見込みの者(ただし、大学卒業以上の学歴を有する者及び平成18年3月までに大学を卒業する見込みの者を除く)

第一次試験
9月23日(金)秋分の日

申込受付期間
8月29日(月)~9月9日(金) *消印有効


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.30

ビジネス支援

今日の各地方紙で浦安市立図書館を始めとする,(公共)図書館のビジネス支援に関する紹介記事が一斉に掲載されていました。

「広がるビジネス支援図書館 情報探しのプロが手助け」 --河北新報2005.07.30--

ビジネス支援図書館は、今年5月現在、全国に30館(ビジネス支援図書館推進協議会調べ)。2004年度に新たにサービスを始めたのが13館あった。
 ビジネス関係の本・雑誌の購入に力を入れ、「レファレンス」と呼ばれる情報探しの専門職員が利用者の調べ物の手伝いをしてくれる。希望者には商工会などの窓口を紹介するところも。利用者からは「図書館は敷居が低くて入りやすい」と評判も上々だ。
(記事より一部抜粋)

ビジネス支援を行う図書館数は少しずつ増えてきていますが,実際のところ(一般の)利用者の認知度は低いでしょうね。
このような新聞記事をきっかけに,“図書館の情報サービスの多様性”が広く知られて欲しいものです。
そもそもレファレンスサービス自体の認知度も低いですし,未だ図書館での貸出閲覧以外のサービスは全体的に見ると認知度は決して高くありませんから。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.07.29

文部科学省サイトの携帯版,開設

今まで無かったんだ…という自分の無知はさておいて…。

文部科学省の公式サイトはhttp://www.mext.go.jp/ですが,この度あらたに携帯版(モバイル・サイト)を開設するそうです。

「文部科学省ホームページ携帯版の開設について」 --文部科学省報道資料2005.07.29--

携帯版サイトアドレス:http://keitai.mext.go.jp/
文科省携帯サイトQRコード
QRコード

  対応端末一覧(NTTドコモ,au,ボーダフォン対応

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.28

国土地理院の地図サービス

Googleなどに影響されたわけではないでしょうが…。

国土地理院が,新しい地図サービスとして,ウェブ上での地図の立体視サービスを提供するそうです。

「地図の立体視サービスを開始- インターネットを利用して、日本全国の地図が立体視可能に -」 --国土地理院報道発表2005.07.27--

 国土地理院「地図立体視サービス」サイトへ

これは国土地理院が提供している「地図閲覧サービス」(試験公開中:「ウオッちず」)の地図情報と,「数値地図」(標高)の標高データを組み合わせて,ステレオグラム(地図立体視)を可能としたものだそうです。

(参考)
「ステレオグラム」とは --wikipediaより--

そもそも,(私のように)ステレオグラムが苦手な人には向きませんが,かなり面白い試みではないかと。
遊びの一環としても,学習の一環としてもいろいろ楽しめそうですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

紀伊國屋書店の書評ブログ

紀伊國屋書店が,8/1より書評ブログ「紀伊國屋書店書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG」を開設するそうです。

「紀伊国屋書店、専門家による書評 Blog サイトを開設」 --インターネットコム2005.07.28--

記事によると,同サイトは専門家による書評をブログ形式で提供するもので,予定されているレビューア(書評者)は,国立音楽大学大学院の今井顕氏や大阪市立大学大学院の早瀬晋三氏等だとか。

紀伊國屋書店のオンライン書店サイト,「KINOKUNIYA bookweb」と連動しての注文も可能となるそうです。

公開を待って楽しみましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.27

新潟市中央図書館,着工

新潟県新潟市が,新図書館の着工に入りました。

「新潟市中央図書館建設着工へ」 --朝日新聞2005.07.27--

予定では収容冊数80万冊規模(開架35万,閉架45万),2007年の開館を目指すそうです。
特に閉架書庫ではOPAC(コンピュータ検索)と連動した,自動出納装置(「自動出納書庫」」)を設置する,とのこと。
大学図書館では導入例は多いですが,公共図書館では珍しい試みですよね。
完成が楽しみかも知れません。

(参考資料)
「(仮称)新潟市立中央図書館基本設計(素案)に関する意見募集結果について」 --新潟市--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

gooから話題

サーチエンジン,goo関連の話題を二題。

■小学生へのインターネット利用教育■
gooの子ども向けサイト,キッズgoo利用者に対して行った調査結果では,約半数は親自身がインターネットの利用法などの教育を行っているとのこと。

「「第3回小学生のインターネット利用に関する調査」調査結果」 --NTTレゾナントプレスリリース2005.07.26--

調査結果では,

  • 小学校一年生からインターネットを利用している割合は約2割
  • 自宅でインターネットを利用する子どもの半数が週1時間以上利用している
  • 子どもが利用する際,親が付きそう(介在する)のは76.5%で,母親が付き添うケースが54.2%
  • 利用法に関する教育は親が実施しているのが49.7%だが,その内容は「親の経験の範囲内」が38.0%
  • インターネット利用に関するルールを家庭内で設けている割合は約57%で,閲覧ページ(サイト)に関するルール設定が最も多く29.2%
  • となっている。

    この中で気になった点は,“教育を親がしているが,内容は親が知っている範囲でしかない”ということ。
    親世代でもインターネット利用経験は豊富だろうが,学術的・公的な教育としてインターネット利用に関して教育を受けていない人々が自らの経験だけで教えることの危うさがあると思います。

    子ども自身に対するきちんとした教育も必要でしょうが,実際に子どもの利用に介在し,教育指導・監督を行う家庭の保護者に対しての教育機会を幅広く提供することが,今後ますます必要になるのではないでしょうか。
    単純に考えて,現在小学生を子どもに持つ親の世代が利用してきた5~10年前のインターネットと,今のインターネットではあまりに「出来ること」の差が激しいと思うのですが。

    (報道記事)
    「小学生のインターネット使用、「親が教育している」ほぼ半数」 --インターネットコム2005.07.27--



    ■携帯電話向け,画像検索サービス(テスト)■
    gooラボで,携帯電話向けの画像検索サービスの試験提供が始まりました。

    「マルチメディア検索共同実験「MultiMedia Meister」の携帯電話向け画像検索サービスを提供開始」 --gooプレスリリース2005.07.26--

    今年より提供している新しい検索サービス,「マルチメディア・マイスター」の一環として試験提供されるもので,gooモバイルのサイトから画像検索→「MultiMedia Meister」の携帯電話向け画像検索サービスへ,と移動するか,直接http://mobile.mmm.nttrd.comに移動するかで利用できます。

    対象がFOMAかムーバの505i以上,と限定されていますが,何かと面白そうです。

    (報道記事)
    「gooラボで携帯電話向け画像検索サービスを提供開始」 --ITmediaニュース2005.07.26--

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.26

    Google Maps ハイブリッド版へ

    MSNの「MSN Virtual Earth」に影響を受けた発表でしょうね。

    「Google Mapsに航空写真+地図の「ハイブリッド」モード」 --ITmediaニュース2005.07.25--

    「Google Maps」サイト(*ハイブリッドモード画面)

    従来のサービスに加えて,航空写真と重ね合わせ,主要道路やランドマークを表示させることができるサービスを提供するそうです。

    (関連記事)
    「グーグルvsマイクロソフト--ローカル検索分野での戦いが加熱」 --CNET Japan2005.07.26--

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    「goo」の地域情報検索

    GoogleとYahoo!の戦いに刺激をうけたのでしょうか?
    NTTレゾナントによる日本のサーチエンジンサービス「goo」でも地域情報検索機能を強化しました。

    >「地域情報提供分野における「goo」の新たな事業展開について」 --NTTレゾナント報道資料2005.07.25--

    (報道資料)
    「国内初、全国規模の地域検索連動型広告 「goo地域」を強化」 --ITmediaニュース2005.07.25--

     「goo地域」サイトへ
     「goo地図」サイトへ

    今回の強化内容は,地域情報検索に連動する広告表示がメインですが,地域検索(goo地域)と地図情報(goo地図)を連動させ,スクロール可能なかたちで表示を行えるようになった。

    現在のウェブ検索の重要な問題点,「探せるものが多すぎる」という点に対する,一つの方向性なのでしょうね。
    グローバルな情報のリンクと検索の可能性で急速に普及してきたウェブですが,人間の情報要求や処理能力を考えると身近な情報が一番重要なのでしょう。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.25

    「Earth」の戦い

    インターネット上での地図・地域情報検索サービスの戦いが加熱気味です。
    先んじて「Google Earth」がサービス提供を開始し話題となりましたが,遅れてMS(マイクロソフト)が「MSN Virtual Earth」サービスを開始しました。

    「MSN Virtual Earth」サイトへ

    (報道記事)
    「MSの“Earth”検索、β版が始動」 --ITmediaニュース2005.07.25--
    「マイクロソフトも地図検索サービス「Virtual Earth」を開始」 --CNET Japan2005.07.25--

    (比較記事)
    「MSとGoogle、2つの“Earth”の4つの違い」 --ITmediaニュース2005.07.25--

    比較記事において両者の違いが解説されていますが,とりあえず専用プラグイン(ソフトウェア)不要で利用できる点が便利かな,と。
    あと自分で情報を追加できる「メモ帳」機能とか。

    何はともあれ,この両者。どこまで競争を過熱させるでしょう。
    そしてユーザはどちらを応援するでしょうね。
    特にこだわりがない側から言わせて貰えば,“もっと競争が激化して,もっと便利で効果的なサービスがどんどん開発されるといいな”という感想ですが。

    --2005.07.26追加--
    ちなみに…MS,ちょっと大人げない(笑い)
    「Microsoftの地図にAppleはない?」 --ITmediaニュース2005.07.26--

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.22

    「文字・活字文化振興法」成立

    3/31の記事4/12の記事7/15の記事7/18の記事と何度もお伝えしてきましたが,「文字・活字文化振興法」が参議院を通過し,成立しました。

    「参議院」サイトへ


    平成17年7月22日
    〇議事経過 今二十二日の本会議の議事経過は、次のとおりである。
     開会 午後零時二分
     (中略)
     日程第 二 文字・活字文化振興法案(衆議院提出)
       右の議案は、文教科学委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
       があった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二二〇、
       反対一にて可決された。
     「会議の経過」(議案要旨)へ

    (参照)
    「文字・活字文化振興法案」(提出時法案) --衆議院第162回国会議案より--

    (報道資料)
    「文字・活字文化振興法、成立」 --読売新聞2005.07.22--

    図書館界にとっては,ここからが本番ですね。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    筑波大学学群再編

    筑波大学が,現在の学群を再編成するそうです。

    「学群・学類の再編成について(平成19年4月予定)」(*pdfです) --筑波大学広報2005.07.21--

    (報道記事)
    「筑波大が学群再編 第1~第3学群は廃止」 --朝日新聞2005.07.21--

    この再編により,旧図書館情報大学との合併の際に誕生した「図書館情報専門学群」がなくなり,第三学群の情報学類と合わせて「情報学群」として新たに誕生することになります。
    新しい「情報学群」は定員230名で,内に「情報科学類」(80名),「情報メディア創成学類」(50名),「知識情報・図書館学類」(100名)の3学類を抱えることになります。

    学類名から「図書館」の文字が消えることに,どれほどの意味があるのか。
    寂しさだけでなく,今後の「図書館情報学」に関しても考えることがありそうです。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.21

    紙芝居の作者,探索中

    宮城県図書館が所蔵している街頭紙芝居の著者を探しているそうです。

    「紙芝居描いたのは誰? 宮城県図書館所蔵の約5万枚」(登録制閲覧) --河北新報2005.07.21--
     「同,Yahoo!転載分)

    記事によると,同図書館は宮城県内最後の紙芝居師であった井上氏からの寄贈作品を中心とした,東日本最大の紙芝居コレクションを有しているのだが,全ての紙芝居が肉筆画であり,また経年変化から傷みが激しいものも多い。
    しかし著作権法における複製権の問題があり,著者の許諾なくして複製ができないため,多用できずに困っているそうです。

    街頭紙芝居は,その当時の社会情勢が反映される社会学上も重要な資料といえます。幅広い活用のためにも,多くの情報が寄せられることを期待します。

    宮城県図書館といえば,「叡智の杜web」のように,古典籍のデジタル化やインターネット公開にも熱心な図書館ですので,ぜひこの紙芝居も活用して貰いたいものです。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    Google Moon

    最近地図情報の提供に力を入れているGoogleですが,新しいサービスはなんと月面が対象です。

    「Google Moon」サイトへ

    (報道記事)
    「「Google Moon」で静かの海に降下する」 --ITmediaニュース2005.07.20--

    1969年7月20日にアポロ11号が初めて月面着陸した日にあわせての公開,しかも今日(7/20)のGoogleトップロゴも変更し,トップページからのリンクを貼っているという凝りようです。

    画像はNASA提供のもので,「NASAの制限」のため提供情報は限定されているとか。
    さらにGoogleでは“人類の月面到達100周年である,2069年の7月20日を目標として,「Google Local」の対象地域としてGoogle Moonの利用提供を始める予定で,現在人材募集中”だそうです。

    どこまでジョークなのか本気なのかよく分からない所がGoogleらしくで好きですが,何かと話題の「Google Earth」も含めて,Googleの地図画像情報提供がどこまで拡充するかも楽しみです。

    | | コメント (0) | トラックバック (1)

    2005.07.20

    「夏休み 親子で学ぶ、インターネット安全教室」

    マイクロソフト社が,夏休みの介しに合わせて,「夏休み 親子で学ぶ、インターネット安全教室」サイトを開設しました。

    「MSN 夏休み 親子で学ぶインターネット安全教室」サイトへ

    「MSN(R)、オンライン・キッズセーフティをテーマに親子向けサイトを開設」 --Microsoftプレスリリース2005.07.20--

    これは「オンラインでのキッズセイフティ」をテーマとして,“夏休み期間中に電子メールやチャット,掲示板を はじめとするオンラインコミュニケーションにおける潜在リスクを認識し,安全で楽しいインターネット利用,オンラインコミュニケーションのマナーやルールを知ってもらう機会の提供を行う”ことを目的としたサイトで,子どもだけを対象とするのではなく,親子での注意喚起やコミュニケーションの向上を目的としています。
    内容は,

    • ゲーム感覚で楽しみながら学べる安全啓蒙コンテンツ(クイズ回答形式)

    • 「セーフティ会話機能(or 会話マナーアシスタント )(仮称)」体験版の提供

    などとなっています。

    特に,MSNが行った「ネット利用に関する親子の意識調査」の結果,親子間でのインターネット利用に対する利用経験把握が大きく異なることから,親子間での利用学習を強く意識しているようです。

    さらに上記サイトでは,その「ネット利用に関する親子の意識調査」のアンケート調査結果も同時に公開しています。

    「参考資料:「ネット利用に関する親子の意識調査」レポート」 --Microsoftプレスリリース2005.07.20--
    「参考資料:「ネット利用に関する親子の意識調査」レポート」(同資料のpdf版:全4p*pdfです)

    調査結果では,

    小中学生の87.4%がメールの利用経験がある
    一方,親(保護者)で子どもがメールをしていると思っているのは44.7%


    同チャット経験は30.7%,掲示板(BBS)利用は41.1%,メッセンジャー利用が19.7%
    親の認知度は,チャット利用が15.2%,掲示板利用が13.6%,メッセンジャー利用が2.6%


    コミュニケーションの相手は,直接面識のない同世代が77.6%,直接面識のある同世代が60.0%,直接面識のない大人が40.5%,面識のある大人が7.8%
    一方,親は子どものコミュニケーション相手は「学校や塾の友人、または家族」だと考えている

    夏休み,様々な形でインターネット環境を利用する子どもも増えることでしょう。
    いろんな場で,“インターネット・リテラシー”を身に付けて欲しいものです。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    MARSFLAG,サムネイル表示機能追加

    3/9付けの記事で紹介した,「MARSFLAG」(一目瞭然検索エンジン)に,新しい機能が追加されました。

    「MARSFLAG、検索結果のサムネイル画像をポップアップ表示する機能を追加」 --INTERNET Watch2005.07.20--
    「「MARS FLAG」、検索結果が飛び出す機能を追加」 --インターネットコム2005.07.20--

    「Mars Flag」

    そもそもMars Flag「検索結果一覧が本体ページのサムネイル画像として一覧表示される形式のサーチエンジン」なのですが,それまでの画面表示だけでなく,マウスオーバーすることで画像が拡大表示され,さらに拡大された画像にそのサイト概要(紹介文)が表示される機能を追加したとか。
    文字情報だけでなく,全体イメージが検索結果一覧から確認できることが便利だったのですが,さらに紹介文まで付くとなるとさらに活用の幅が広がりそうですね。

    -----
    サーチエンジンはYahoo!やGoogleの他にも色々ありますから,それぞれ使いやすいもの,利用目的に応じたものを使い分けるということも,効果的な情報検索には必要です。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.19

    合併したら…

    いわゆる平成の大合併にともない,公共図書館の統合なども行われていますが,そんな中でのよくあるかもしれない(?)事例。

    「栗原市図書館 職員足りぬ 合併効果で課題浮上」 --河北新報2005.07.19--

    「Yahoo!ニュース転載分」(河北新報は登録制閲覧)

    宮城県の10町村が合併してできた宮城県栗原市栗原市立図書館において,サービスコミュニティの拡大が利用者の急増につながっている一方で,職員が足りないという問題が生じているという。
    登録者も貸出利用者も倍増しているが,正規司書職員は1名のまま,嘱託職員もいれても職員は全7名(うち司書3名)で人手不足となっている。
    さらにサービス対象範囲やサービスコミュニティは拡大している(宮城県最大の市面積)が,その他の分館はなく公民館図書室が頼りとなっているが,実質的に機能していない状況だとか。

    記事なった分,目立ちますが,多くの新市や統合された図書館が抱える問題ではないでしょうか。
    人員の配置もそうですが,合併市町の場合サービス対象地域もサービスコミュニティも大幅に増えるだけに,全体に対する平等なサービスの提供機会,という点をいかにして解消してゆくか?,が今後の問題となるでしょう。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.18

    「文字・活字振興法案」衆院通過

    「文字・活字文化振興法」案について,7/15の記事で衆院委員会通過をお知らせしましたが,無事(?)衆議院本会議を通過しました。

    「活字文化振興法案が衆院通過」 --日経新聞2005.07.16--
    「活字文化振興、国・自治体の責務…法案が衆院通過」 --日経新聞2005.07.16--

    *2005.07.19追加
    「文字・活字文化振興法案」(提出時法案) --衆議院第162回国会議案より--
    「文字・活字文化振興法案」(要項) --衆議院第162回国会議案より--

    「[文字・活字文化]「『振興法』で読書環境の充実を」」 --読売新聞社説2005.07.18--

    読売新聞の社説では,図書館の整備・充実の必要性について取り上げています。
    (以下,社説より抜粋)

     当面の課題は、図書館の整備・充実だろう。日本図書館協会によると、全国に公共図書館は2800余りある。30年前の約3倍だが、人口10万人あたりの館数で見ると、日本は2・11で、ドイツ(17・48)や英国(8・83)、米国(5・77)に比べ、まだまだ低い。
     市、特別区の図書館設置率が、ほぼ100%なのに対し、町村では4割を切るなど、偏在も解消されていない。自治体による人件費節約で、近年は図書館司書の数も減る一方だという。
     法案は、住民の需要に応じた「必要な数」の図書館が設置され、司書や蔵書の充実、運営の改善などが図られるよう、国、自治体に求めている。

    今国会で成立予定ですが,その後の振興策が具体的にはどのように進められ,何よりも予算措置などがどのように行われるのかに興味がありますね。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    ICU図書館,HDDレスPC導入事例発表

    4月以降,図書館でも個人情報保護対策などが大変になってきていますが,一つの実例発表があったようです。

    「ICU図書館、HDDレスPC導入で「い~んです!」」 --ITmediaニュース2005.07.15--

     「国際基督教大学(ICU)図書館」サイトへ

    DELL社のハードウェアユーザ対象のイベント「第2回 Dell Enterprise Showcase」の中での一講演ということだが,ICU図書館でのHDDレスPC(ハードディスクを持たないPC)の導入実例について,図書館員自身が発表したもの。

    一業者の例だけをあげるわけにはいかないが,情報保護(セキュリティ強化)とパフォーマンス維持に悩む図書館にとっては参考となる例ではないでしょうか。

    直接は関係ありませんが,ICU図書館サイトに掲載されている「コラム」はいつも面白く,興味深い内容です。暇がありましたら読んでみませんか。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.16

    「司書職採用」に関する検索

    最近,司書職採用試験に関する情報収集のために検索で訪問される方が増えてきています。
    (時期的にも市町村職採用の時期ですね)

    一部繰り返しになりますが,図書館就職,特に司書職採用での募集情報を探される方には,以下のような方法をおすすめします。

    ■専門サイト■

    「LASDEC(財団法人地方自治情報センター):市町村職員採用情報」サイト

    全国の市町村職員採用試験の有無や情報が一覧できます。
    司書職に限りませんが,今年度の採用(募集)情報がある場合は市町村名の前にが付いています。
    ○付の市町村名をクリックすると,各市町村の公式サイト(HP)にリンクしますので,必要な情報をそこから求めてみましょう。

    「試験実施予定自治体備忘録2005」(われわれの館:管理作成)

    各地からボランティアで寄せられた,図書館司書職採用(本採用)の情報一覧です。
    司書職採用を本年度実施する都道府県市町村の名称と,募集要項へのリンクがあります。
    大変便利です。

    「図書館職員(教員含む)採用試験情報」(JLA日本図書館協会サイト内)

    日本図書館協会(JLA)が把握する,図書館職員採用(本採用・臨時/長期職員含む)の情報が掲載されています。
    情報量は多くありませんが,上記のサイトで紹介されないような情報も掲載されたりします。
    公式のものとして活用価値があります。

    ■サーチエンジン(Yahoo!等)での検索■

    当方blogに検索で辿り着かれる方の多くが,GoogleやYahoo!等のサーチエンジンに「司書 採用」などの検索キーワードを入力されて来ています。
    もちろんその検索方法でも探せますが,既に終了していたり不要な情報(ノイズ)までも検索されて,その中から探し出すのが大変だと思います。

    一方,ウェブ上で公開される正式の募集情報の多くで利用される文言を検索キーワードとして用いると,ノイズが減り検索の効率があがります。

    以下は一例ではありますが,このような探し方もありますので,参考にして下さい。

    「Google」検索例

    この検索では「Google」を用いましたが,Yahoo!でも可能です。
    ただ,市町村職員の募集要項や情報はPDFファイルで提供されることが多く,pdfを含めて広く検索できるサーチエンジンである必要があります。

    さらに検索キーワードを「"司書の資格を有する" "平成17年"」としました。この意味は“「司書の資格を有する」という文言と「平成17年」が両方同時に含まれるものを検索する”という指定です。
    過去の情報をヒットさせないために「平成17年」を加え,司書職採用(専門職採用)の場合に用いられる応募要件で記される「司書の資格を有する者(もの)」が含まれる情報のみに絞って検索しています。

    ただ文言は他にもありますので,可能な限り条件を「OR検索」するとよいでしょう。

    例:Yahoo!検索の例
    「司書資格を有する」と「司書の資格を有する」をOR検索した例
    その他の頻出文言としては,「司書職」や「平成18年3月31日までに資格取得見込み」(*新卒者向け採用),などがあります。

    Yahoo!での検索はともかく,例で用いたGoogleでは,入力した言葉は必ずしもその通りに出現するとは限らない(Googleでは日本語としての意味ではなく「文字」としての一致を検索するので,勝手に入力した熟語などが分割されて検索される)ので,Googleで検索する場合はそれぞれの用語を必ず" "(ダブルクォーテーション)で囲みましょう。

    さらに特定地域の公務員採用としての司書職を探しているのならば,検索対象をその地域の特定ドメインに指定する方法がベストです。
    例えば山形県の市町村の多くは「yamagata.jp」ドメイン内に各市町村の公式サイトを有しています。
    各サーチエンジンの「検索オプション」で検索対象ドメインを指定することも出来ます(Googleならばキーワード検索窓で,さいごに「site:yamagata.jp(ドメイン名)」の用にして検索も可能です)ので,こういった指定もノイズを減らす一つの方法です。

    司書職採用を目指す全国の皆さん,頑張って下さい。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.15

    メディア・リテラシー教育用教材の貸出

    総務省が,小学生向け“メディアリテラシー教育教材”の貸出を開始します。

    「青少年のメディア・リテラシー向上のために:小学生向け教材の貸出しについて」 --総務省報道資料2005.07.15--

    既存の教材(ビデオ教材)に加え,新しくCD-ROMおよびDVD媒体での教材の開発も行い,これらの貸出を行っています。


    貸出教材の一覧および概要
    「小・中学生向けメディア・リテラシー教材の貸出し」一覧サイトへ
    小学生向け教材

    「うっきうきテレビたんけん」(低学年向け)

    ビデオVTR:30分,ガイドブック付

    「うっきーちゃんのテレビふしぎたんけん」(低学年向け)

    ビデオVTR:30分,ガイドブック付

    「TVブラザーズのテレビ大冒険」(低学年向け)

    ビデオVTR:20分,ハンドアウト,家庭用ガイドブック付

    「ストーリーは君しだい! ドキュメンタリーの真実」(高学年向け)

    ビデオVTR:30分,指導用ワークブック付

    「映像不思議シミュレーター」*新規追加(高学年向け)

    CD-ROM教材,保護者用ブックレット付

    「親子で語ろう! テレビの見方」*新規追加(高学年向け)

    ビデオもしくはDVD教材:20分,保護者用ガイドブック付

    中学生用教材

    「メディア・リテラシーを育む中学校・国語科年間カリキュラムおよび実践事例集」

    事例集:複合媒体資料

    「「テレビ記者の一日」こうしてニュースは、私たちに届く」

    複合媒体資料(4回分)

    「メディアタイム」

    複合媒体資料

    教育現場での活用を進めて欲しいですね。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    「文字・活字文化振興法案」委員会通過

    何かと話題の「文字・活字文化振興法案」ですが,本日午前の衆議院文部科学委員会で,全会一致で可決されました。

    衆議院サイトへ

    (報道資料)
    「文字・活字文化法案、全会一致で可決…衆院委員会」 --2005.07.15--

    (参照資料)
    「文字・活字文化振興法案」全文 --日本学校図書館協議会サイトより--

    この後,審議が続くわけですが,最終的にどのような法案として成立するのか。
    そして我々は「学校図書館等の充実」面に注目してしまいますが,“法”としてどのような全体像を持ち,かつ人々にとってどのような意味を持つ法となるのかも含めて見守って行きたいと思います。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.14

    「Google Maps」&「Google Local」日本上陸

    すでに多方面で話題となっている米Googleの新検索サービス,「Google Maps」と「Google Local」ですが,この度日本版の公開が始まりました。

    「Google Maps」サイトへ

    「Google Local」サイトへ

    とりあえずMapsにはゼンリンの地図を利用してるようです。
    さらにGoogleがポータルサイトとして便利になってきましたね。

    (報道記事)
    「Googleが地図/地域情報サービスの「Maps」「Local」を日本でも開始」 --PCWEBニュース2005.0714--
      (*アクセス法・利用法などが図入りで紹介されています)
    「日本でも「Googleマップ」と「Googleローカル」が開始」 --Impress Internet Watch2005.07.14--

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    船橋市立図書館蔵書廃棄問題

    とりあえず大きなニュースとなりました。

    「最高裁判例:平成14年07月14日 第一小法廷判決 平成16年(受)第930号 損害賠償請求事件」 --最高裁判例2005.07.14--

    判例要旨
    公立図書館の職員が閲覧に供されている図書の廃棄について不公正な取扱いをした行為が当該図書の著作者の人格的利益を侵害するものとして国家賠償法上違法となるとされた事例

    内容:主文
    原判決のうち被上告人に関する部分を破棄する。前項の部分につき,本件を東京高等裁判所に差し戻す。

    差し戻し理由(抜粋)
    公立図書館は,住民に対して思想,意見その他の種々の情報を含む図書館資料を提供してその教養を高めること等を目的とする公的な場ということができる。そして,公立図書館の図書館職員は,公立図書館が上記のような役割を果たせるように,独断的な評価や個人的な好みにとらわれることなく,公正に図書館資料を取り扱うべき職務上の義務を負うものというべきであり,閲覧に供されている図書について,独断的な評価や個人的な好みによってこれを廃棄することは,図書館職員としての基本的な職務上の義務に反するものといわなければならない。
    公立図書館が,住民に図書館資料を提供するための公的な場であるということは,そこで閲覧に供された図書の著作者にとって,その思想,意見等を公衆に伝達する公的な場でもあるということができる。したがって,公立図書館の図書館職員が閲覧に供されている図書を著作者の思想や信条を理由とするなど不公正な取扱いによって廃棄することは,当該著作者が著作物によってその思想,意見等を公衆に伝達する利益を不当に損なうものといわなければならない。そして,著作者の思想の自由,表現の自由が憲法により保障された基本的人権であることにもかんがみると,公立図書館において,その著作物が閲覧に供されている著作者が有する上記利益は,法的保護に値する人格的利益であると解するのが相当であり,公立図書館の図書館職員である公務員が,図書の廃棄について,基本的な職務上の義務に反し,著作者又は著作物に対する独断的な評価や個人的な好みによって不公正な取扱いをしたときは,当該図書の著作者の上記人格的利益を侵害するものとして国家賠償法上違法となるというべきである。
    前記事実関係によれば,本件廃棄は,公立図書館である船橋市西図書館の本件司書が,上告人A会やその賛同者等及びその著書に対する否定的評価と反感から行ったものというのであるから,上告人らは,本件廃棄により,上記人格的利益を違法に侵害されたものというべきである。

    (報道記事の一部)
    「つくる会などの著書、独断的廃棄は違法…最高裁判決」 --読売新聞2005.07.13--
    「「つくる会」関係者著作の図書館蔵書処分は違法 最高裁」 --朝日新聞2005.07.13--

    とりあえず図書館にとって他人事ではありません。
    じっくりと検討して下さい。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.13

    曲がる電子ペーパー

    興味をひかれたニュースより。

    「曲がるカラー電子ペーパー、富士通が世界初」 --ITmediaニュース2005.07.13--
    「高画素・フルカラー化も――曲がるカラー電子ペーパー」 --ITmediaニュース2005.07.13--

    電子ペーパーも曲がるようになったそうです。
    これでますます「電子図書」に近づくでしょうか?

    --
    一方で

    カラーの電子ペーパーは、米E-Inkと凸版印刷が共同で開発中だが、富士通の製品は「カラー版E-Inkの3倍くらい明るい」(説明員)という。E-Inkは、電源を切ってしばらくすると表示がずれることがあるというが、富士通の製品は表示を完全に保持できる。ただ「白黒表示はE-Inkの方が美しい」(説明員)ため、電子書籍への採用は難しそうだ。
    とも書かれていましたので,まだまだ先は長いような。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.12

    「Google Print for Libraries」へ抗議再び

    5/25の記事でも紹介しましたが,Googleによる図書館資料のデジタル化計画である,「Google Print for Lbiraries」Projectに対する抗議を,今度はALPSP:The Association of Learned and Professional Society Publishers)が行いました。

    「Google Print for Libraries – ALPSP position statement」(全英文;*pdfです) --ALPSP2005.07.11--

     「ALPSP」サイトへ

    前回5/25の記事では抗議を行ったのはAAUP(米国の大学出版協会)でしたが,今回は全世界的かつ非営利出版社も含む,国際的出版業界団体であるALPSPです。
    なかなか相手が大きくなってきましたが,今後どのようにプロジェクトは進んでゆくのでしょうね。

    (報道記事)
    「国際的出版業界団体、図書館をデジタル化するGoogleの手法に抗議」 --Impress Internet Watch2005.07.12--

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.11

    平成17年度「山形県の概況」

    県内の様々な状況や現状課題などをまとめた,平成17年度「山形県の概況」報告書が公開されています。

    「平成17年度「山形県の概況 --山形県広報2005.07.11--
     「平成17年度「山形県の概況」」(*pdfです:全57p.)

    文化施設としての図書館数を人口100万人当たり数でみた数値が出ていますが,平成14年度数値で25.2(全国平均21.5)となっています。
    全国平均より高い,といえるのかも知れませんが,そもそもの絶対数で考えると決して高レベルではないわけで,今後の発展が望まれますね。

    さらに情報通信の分野では,携帯電話等の移動体通信機器の普及率は54.9%(全国平均71.6%),DSL等ブロードバンド普及率は29.0%(全国平均33.0%)となっています。
    さらに公立学校のインターネット接続については,接続学校数が356校(65.2%)となっています。
    高等学校と特殊学校では100%となっていますが,小学校では50.0%(全国平均68.0%),中学校では67.9%(全国平均72.4%)と,まだまだ十分ではありません。

    このような資料は,郷土資料としても,各種レファレンス資料としても重要なものですので,活用して行きましょう。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    不在連絡

    いつも訪問ありがとうございます。

    申し訳ありませんが,公務出張のため7/12(火)から7/14(木)まで不在となります。
    つきましては,更新は後日まとめて行いますので,ご了承下さい。

    モバイルでも更新可能ですが,念のためPC確認の後公開したいと思います。

    | | コメント (0)

    2005.07.10

    ダ・ヴィンチ8月号

    雑誌「ダ・ヴィンチ」の8月号の特集として,「図書館ではたらく。」というテーマがありました。

    ダ・ヴィンチ8月号
    特集2:図書館ではたらく。p.197~203
    • 好きな本に囲まれて仕事したい「図書館ではたらく」
    • 図書館の仕事って?:中学生モデルのhanae*ちゃんが図書館員の仕事を体験
    • 図書館だけじゃない。「本に囲まれて働く人たち」
    • 気持ちのいい図書館・本屋さんガイド
    • 本好きのためのハローワーク

    内容としてはごくごく一般的な形ですが,実際の図書館仕事体験の中でいきなり「レファレンス」を受けたり,目録カードで資料を探したり(現在はほとんど利用しないと注釈あり),なかなか「一般的でない」様子もかいま見れます。
    この現場撮影の協力館が,国立国会図書館(NDL)と国際子ども図書館,というところが豪華といえば豪華ですね。
    一般的ではありますが,こういう企画も悪くないかも知れませんね。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    出張「読み聞かせ」

    東北の話題。

    仙台市立図書館の各館で,図書館職員が小・中学校で「読み聞かせ」を行う,という取り組みが始まっているそうです。

    「読み聞かせ 小中学校に“出前” 仙台市立図書館」(会員制記事閲覧) --河北新報2005.07.09--
     同記事(Yahoo!転載分)

    記事によると,この活動は「読書活動推進法」に基づき仙台市が行っている,子ども読書推進計画の一環として行われ,9月以降には,各学校で行われている「朝の読書」用に図書の団体貸出も始めるそうです。

    学校での読書運動および読み聞かせは全国でも盛んに行われていますが,このように図書館が直接学校と連携をとる活動が,もっと盛んになるとよいですね。

    そもそも小・中学校に学校司書がいればいいのでは…という疑問も無いわけではないですが…

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.09

    NDL「デジタルアーカイブポータル」

    国立国会図書館(NDL)が,新しいポータルサイト構築をはじめ,プロトタイプ版が7/8より公開されました。

    平成17年7月8日からNDLデジタルアーカイブポータルのプロトタイプシステムを公開しました。
    --NDLトップページお知らせより--

    「NDLデジタルアーカイブポータル」(プロトタイプシステム)サイトへ
    NDLデジタルアーカイブポータルは、我が国のデジタル情報にアクセスする総合的なポータルサイトとして国立国会図書館が構築を計画しているものです。
    ここでご紹介するシステムは、平成16年度に、コンテンツを統合検索するために必要な技術を検証するために試験的に作成したプロトタイプシステムです。現在、このシステムを提供することを通じて、適用した技術が適切であるか、また、このサービスが有用であるかの検証を行っています。

    「コンセプト」

    ということで,「国立図書館(国の中央館)」としての本領発揮となるでしょうか。

    現在公開されている情報コンテンツは既存のNDLコンテンツや既公開コンテンツが中心で,

    • NDL近代デジタルライブラリー:44,647件
    • 青空文庫:4,717件
    • NDL貴重書:8件(サンプル)
    • NDLデータベース・ナビゲーション・サービス:9,612件
    • 各府省所管のデジタルアーカイブサイトリスト:137件(内閣官房提供)
    となっています。

    ただ検索システムに,単なるキーワード一致検索のみならず,NII Webcat Plusでも利用されている「連想検索」の機能を持たせたり,図書館らしく(?)NDLでのブラウズが可能であったりと,工夫されています。

    またサイトがwikiで作成されていることも興味深いと思います。

    今後,このプロトタイプ「Digital Archive Portal」がどのような展開を見せるのか,興味深いですね。
    ぜひ活用してゆきたいものです。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.08

    第6回インターネット活用教育実践コンクール実践事例募集

    文部科学省などが主催する,「第6回インターネット活用教育実践コンクール」の実践事例募集が始まっています。

    「第6回インターネット活用教育実践コンクール実践事例募集について」 --文部科学省2005.07.07--

    「第6回インターネット活用教育実践コンクール」サイトへ

    これは,“地域社会や学校などの教育におけるさまざまな活動の中で,インターネットを有効に活用している優れた実践事例を表彰し,全国に広く紹介することにより,教育の情報化の推進を図ることを目的とする”という趣旨のもと開催されているもので,今年度で第6回となります。

    過去の受賞事例などは,上記コンクールサイトで確認できますが,東北各地でも受賞例があります。

    • 宮城県仙台市立柳生小学校(第3回実行委員会賞特賞)
    • 岩手県水沢市立黒石小学校(第4回学校教育部門佳作)

    ぜひ東北各地の教育機関でも頑張って参加してみてもらいたいと思いますね。
    入賞できなくても,「参加するための努力」は決して無駄にはならず,さらなる発展を見せるはずですので。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.06

    「文化遺産デジタルアーカイブ実証実験」最終結果

    総務省が平成15~16年度に行ってきた,「博物館・美術館等の協力を得て、メタデータを活用した文化遺産情報のネットワーク利活用に資する技術の開発・実証(文化遺産デジタルアーカイブ実証実験)」の結果のとりまとめが公表されていました。

    「「文化遺産デジタルアーカイブ実証実験」最終結果―文化遺産デジタルコンテンツの利活用の拡大に向けて」 --総務省報道資料2005.07.04--

    総務省では、平成15、16年度の2年間にわたり、博物館・美術館等においてデジタル保存されたコンテンツのネットワーク流通促進の一環として、全国11箇所の博物館・美術館等の協力を得て、メタデータを活用した文化遺産情報のネットワーク利活用に資する技術の開発・実証(文化遺産デジタルアーカイブ実証実験)を行ってきましたが、このたび、その結果をとりまとめましたのでお知らせします。

     「 「文化遺産デジタルアーカイブ実証実験」最終結果概要」(全15p;*pdfです)
     「平成16年度「メタデータを活用した文化遺産情報のネットワーク利活用に資する技術の開発・実証」報告書」(全76p;*pdfです)

    「メタデータ」によるデジタルコンテンツの流通は,この先どのようになってゆくでしょうか。
    図書館以外の動向も目が離せませんね。

    以前(といってももう5年前?)訪問したOCLCで「メタデータの活用において注目すべき組織は?」という質問に「スミソニアン博物館群」と回答されたことなどを,ふと思い出しました。なんとなく。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    図書館建設にCM方式採用

    以前の記事(4/26記事を参照)でもお知らせしました,福島県原町での新図書館計画ですが,建設にあたってCM方式(コンストラクション・マネージメント)を採用するそうです。

    「原町市新図書館建設事業」 --福島県原町広報2005.06.30--

    CM方式では,発注者である町と受注者である業者との間にCMr(コンストラクション・マネージャー)と呼ばれる第三者がはいり,発注者側の立場からコスト計算や工事内容のチェックを行います。

    (参照)
    「コンストラクション・マネージメント」 --wikipedia--

    行政手法としても興味深いですが,何よりも東北の隣県でこのように“開かれた形での図書館建設計画”が進んでゆくことが嬉しいですね。
    以前も紹介しましたが,この図書館建設に関しては様々な情報が開示され,計画の内容が分かりやすく紹介されたり,意見などが反映されたりしています。
    (現在第3号まで出ている『図書館建設通信「としょかんへ行こう!」』など参照。
     上記広報ページから閲覧可能(pdf))

    途中経過も気になりますが,このように「皆で作り上げる図書館」として作られていった図書館が,開館後どのような活動をしてゆき,どのように人々に利用されるのかに興味がありますね。

    (報道記事)
    「原町市:新図書館建設はCM方式を採用--県内初」 --毎日新聞2005.07.06--
    「図書館建設に新方式 」 --朝日新聞2005.07.06--

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.04

    インターネットIQテスト?

    今日発信の記事から。

    「「インターネットIQ」を測るテスト、開発中」 --ITmediaニュース2005.07.04--

    ネット情報を論文にコピー&ペーストする学生が問題になる中、米大学は「信頼できるオンライン情報を探し当て、その情報の裏付けを取ることができるか」などのインターネット知能を測るテストに取り組んでいる。

    カリフォルニア州立大学(UC)でプレテストが行われた,「Information and Communication Technology (ICT)Literacy Assessment」に関する詳細な紹介記事でした。
    ETS(Educational Testing Service)などが中心となって開発中です。

    記事の内容は以前にもお知らせしたかも知れませんし,実施された頃興味をもって見た内容なのですが,ここに書かれているような現状を,一般の方々が知り興味を持つことが重要なのだと思います。

    (参考)
    「ICT Literacy Assessment」(in English)

    | | コメント (0) | トラックバック (1)

    2005.07.02

    新・インターネット??

    既に汎用語となってしまった「インターネット」ですが,その生みの親の一人が新しいネットワークの構築に取り組んでいるそうです。

    「「インターネットを一から作り直そう」生みの親が提言」 --Wired News2005.07.02 (original06.29)--

    「インターネット」というネットワーク構築の生みの親の一人である,MITのデビッド・クラーク氏が,NSF(全米科学財団)の協力で新しいネットワーク・インフラの構築を進めているそうです。

    目指すのは“「経歴に傷のない」インターネットの構想"だそうで。

    さて…どのように計画は進んでゆくでしょうか。

    インターネットが世界的に普及してまだ10年弱。
    ある意味楽しみな計画でもあります。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    「帝国議会会議録」公開

    先日記事で報告した,国立国会図書館による「帝国議会会議録検索システム」の公開が7/1から始まりました。

    「帝国議会会議録検索システム」サイトへ

    近代研究をされる方にとって便利なツールとなるでしょうね。

    個人的に便利だな,と感じたのは,同検索システムサイトのtop画面から直接に「国会会議録検索」「日本法令索引」へのリンクが付けられていること。議会関係の調べものをするにあたって,ポータルとしても利用できそうです。

     「国会会議録検索」サイトへ
     「日本法令索引データベース」サイトへ

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2005.07.01

    オンライン「ルーブル美術館」

    世界を代表する美術館の一つ,フランスのルーブル美術館が,6/27より所蔵作品のウェブ上公開を開始したそうです。

    「ルーブルコレクション」サイトへ(*英語ver.)
     *同美術館サイトから>collection(overview)へ

    上記サイトでは約3万5千点の美術資料がスライド送りで見られ,興味ある美術品をクリックすれば詳細な解説文を読むことができます。
    解説文は印刷が可能な形式で提供されているので,じっくり見て読んで楽しむことも可能でした。

    なかなか気軽にはいけない美術館。
    ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

    ただ常日頃ブラウザの文字サイズを小設定にしている私には,新しいウェブサイトの基本文字サイズは小さすぎました…多分プライベートCSS対応になっているんのでしょう

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    【台風災害データベース】

    独立行政法人「防災科学研究所」が,6/30よりウェブサイト上で利用できる「台風災害データベース」を公開しました。

    「台風災害の温故知新を実現:「台風災害データベースシステム」の運用開始について」(*pdfです) --防災科学研究所プレスリリース2005.06.30--
     「台風災害データベース【NIED-DTD(ディティディ)】サイトへ

    これは,1951年以降の日本国内で発生した台風による災害状況や被害状況を検索利用できるもので,台風名や被害発生時期,被災地名などを検索フィールドに,被害の種類などでさらに絞り込むことが可能です。
    被災地名は市町村のレベルで指定することが可能ですので,特定地域での過去の災害被害の状況や被害傾向などを遡及的に調べることが可能です。

    災害対策,危機管理などがいわれる中,このような情報を活用して「どのような被害が起きやすいのか」を確認しておくことも重要ではないでしょうか。

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    « 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »