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2006.04.28

米国のインターネット利用人口 by Pew

米国の調査会社,Pew Internet & American Life Projectの最新調査結果によると,米国でのインターネット利用人口は,約1億4700万人,全成人人口の73%にのぼるそうです。

「Internet Penetration and Impact」 --Pew Internet2006.04.26--

 「Internet penetration and impact: April 2006」(*pdf)

調査期間は,2006年2月から4月。
利用拡大の内容としては,購買(ability to shop),趣味娯楽情報の収集,業務(仕事)に関する情報,健康情報(health care),が増大し認識されているとされています。
またブロードバンド接続率は大幅に増加し,42%に及んでいます。

この手の調査は,色々なバージョンがでていますので,比較しながら見る必要がありますが,3/4が利用する「一般化されたメディア(技術)」ということになってきているのは,間違いないですね。

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『図書館職員採用試験問題集』の新版

2003年版以来の改訂版が出ます。

『図書館職員採用試験問題集・解説 -「旧・国家公務員2種図書館学」に学ぶ』
日本図書館協会編,166p,ISBN4-8204-0600-0 定価1,575円

4/26刊行予定ですが,まだオンライン書店(Amazonやbk1)には出てない模様。

05.07追加
各種書店(オンライン書店)等で,予約受付が始まっています。
ちなみにamazonだと5/11発送予定だそうです。

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2006.04.27

「学校図書館の現状に関する調査結果」

とりあえず第一報がでました。

文部科学省が毎年行っている,「学校図書館の現状に関する調査結果」の第一報が,4/26付けで公開されました。
データは,平成17年5月現在の値です。

「学校図書館の現状に関する調査結果について」(*概要のみ) --文部科学省2006.04.26--

【概要】*抜粋
司書教諭発令状況(12学級以上)
小学校 
国立100%,公立99.7%,私立95.5%

中学校 
国立100%,公立99.2%,私立93.9%

高等学校
国立100%,公立98.9%,私立93.7%

読書活動の状況*データ省略
1) 全校一斉の読書活動の実施状況
2) 必読書・推奨図書を定めている学校数の割合
3) ボランティアを活用している学校数の割合
4) 公共図書館との連携を実施している学校数の割合

学校図書館図書等の整備状況(公立)データ値は*平成16年度末
1) 蔵書冊数(全体)

小学校(22,468校)
159,124,000冊(前年度2,736,000冊増)

中学校(10,164校)
89,106,000冊(同1,702,000冊増)

高等学校(3,934校)
84,038,000冊(同1,137,000冊増)

2) 1校あたり蔵書冊数
小学校
7,082冊(前年度122冊増)

中学校
8,767冊(同168冊増)

高等学校
21,362冊(同289冊増)

3) 学校図書館図書標準の達成学校数の割合
小学校
37.8%(前年度36.0%)

中学校
32.4%(同30.8%)

4) 蔵書のデータベース化の状況(*平成17年5月現在)

小学校
33.9%(前年度29.7%:4.2ポイント増)

中学校
34.1%(前年度30.1%:4.0ポイント増)

高等学校
68.2%(前年度64.2%:4.0ポイント増)

学校図書館図書の購入額(全国ベース:公立) *平成16年度決算額
小学校
94億円(H15年度97億円:3億円減)

中学校
62億円(H15年度65億円:3億円減)


追って詳細なデータ(都道府県別など)が出てきますが,毎年のことながら,後半の数字には悲しいものがあります。予算が減らされている中,蔵書数が少ないなりにも増えていることに,現場の頑張りを思うと共に,“では,代わりに一体どこが削られているのだろうか…”と思うと,暗鬱としますね。

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2006.04.26

SEの利用実態調査

色々な調査結果もありますが,とりあえず最新版をメモ替わりに。

eマーケティングなどを手がけるオプト社と,ネットリサーチを手がけるクロスマーケティング社が,検索エンジンの利用調査結果を公表していました。

「オプトとクロス・マーケティング、「検索エンジン利用状況実際調査」結果を発表」(*pdf) --オプト・プレスリリース2006.04.025--

「調査レポート - 検索エンジン利用状況に関する調査 - をREALサイト内に公開しました」
 「調査レポート本体」(*要flash player) --クロス・マーケティング(REAL)2006.04.25--

サンプルn値は500。
概要としては,

  • 検索エンジンを利用するきっかけは,男性は「新聞や雑誌記事」,女性は「TVや知人クチコミ」

  • Yahoo!JAPANの利用においては,年代があがるにつれ,検索結果画面で「スポンサーサイト」に注目する
    *Yahoo!では「検索結果画面に注目」するのは60%,「スポンサーサイト」に注目するのは19%,Googleでは「検索結果画面に注目」が80%

  • サーチエンジンでの検索結果画面は,平均4ページ先まで確認する

  • 検索結果に満足できなかった場合,9割以上が「キーワードに変更を加えて再検索する」

    40歳以下は再検索時に「キーワードを追加する」傾向があるが,40歳以上では「キーワードを変更する」傾向がある
  • 検索結果に何度も現れるサイトについての印象は「しつこい」「有名企業」

私自身も,同様の調査を以前やっていますので,「なるほどな~やっぱりな~」という結果です。
興味深いのは,「スポンサーサイト」への注目度で,Yahoo!では検索結果の上部に,Googleでは右側にでます。これが20%の差異を産んでいることでしょう。

自分の調査結果とちょっと詳しく比較してみたくなりました。というかもう一回やろうかな。

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2006.04.25

“SAVE THE INTERNET”

米国で,通信政策(Nation's Telecommunications policy)の見直し検討が進む中, 「Save the Internet」をスローガンとした,インターネットの中立性を支持する新しい団体(連合)が結成されました。

「Save the Internet」サイトへ

 「Strange Bedfellows Unite to Save the Internet」 --Save the Internet2006.04.24--

参加団体を見てみると,ALA(米国図書館協会)も入っていました。
他にも,ARL(Association of Research Libraries)も名を連ねています。

日本と比べると,米国図書館関連団体のロビー活動は盛んです。
このニュースを見ながら,国内図書館関連団体の活動があまり“ニュースにならないな”と思いました。

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学校現場でのセキュリティ

文部科学省が,学校現場での情報漏洩等防止に関する資料を,公開しています。

「情報の漏えい等の防止についての関連情報」 --文部科学省2006.04.**--


公開提供されているのは,
2006.04.21付け通知文書
「学校における個人情報の持ち出し等による漏えい等の防止について」

「個人情報の持出し等による漏えい等の防止について」

資料類(一部PDF)
資料1  「個人情報の持出し等による漏えい等の防止対策(参考例)」
資料2 「Antinnyの脅威」
資料3 「昨今頻発しているWinny(ウィニー)利用による情報流出とは」
資料4 「あなたは大丈夫?(今すぐできるセルフチェック)」
資料5 「Winny及びAntinnyの検出・削除方法等」
資料6 「対策参考リンク集」
資料7 「情報管理体制チェックリストの参考例」

関連サイトへのリンク

@police(警察庁運営サイト)

国民のための情報セキュリティサイト(総務省運営サイト)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA):セキュリティセンター

Winny/Antinny関係の注意喚起文書

IPA 「Winnyによる情報漏えいを防止するために」(04.18付け)

IPA 「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[2月分]について」(03.03付け)

となっています。

“適宜,教職員の研修等でご利用ください。”などと記されていますが,「適宜」というより,全員に配布・通知した方がいいような気もしますが。

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酒田市,児童図書室オープン

山形県酒田市の総合文化センター内ある酒田市立中央図書館で,新しい児童図書室がオープンしました。

(報道記事)
「児童図書室オープン 総合文化センター内に専用フロア」 --荘内日報2006.04.23--

記事にもありますが,従来図書館内にあった児童図書コーナーとは別に,専用の独立した「図書室」として開設されています。

県でも(ようやく)「子ども読書活動推進計画」が策定されたことですし,今まで以上に活用されることを期待するばかりです。

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2006.04.21

『これからの図書館像』,実践事例追加公開

4/6付けの記事でも紹介致しました,文部科学省「これからの図書館の在り方検討協力者会議」による報告書,『これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-』に,「実践事例集」が追加公開されています。
事例として取り上げられているのは,21館(事例としては23例)におよびます。

「これからの図書館像-実践事例集-」 --文部科学省2006.04.21公開--

 実資料ファイル(*pdf)


1.これからの図書館サービス
ア. 課題解決を支援する図書館サービス
事例1:学ぶ人の側に(北海道北広島市図書館)
事例2:静岡市立御幸町図書館のビジネス支援サービス(静岡県静岡市立御幸町図書館)
事例3:図書館も地域の経済に貢献したい(鳥取県立図書館)
イ. 情報コミュニケーション技術(ICT)を活用した図書館サービス(ハイブリッド図書館)
事例4:図書館の地域情報発信(茨城県伊奈町立図書館)
事例5:地域の情報拠点となるために(千葉県光町立図書館)
事例6:図書館の可能性(長野県上田情報ライブラリー)
事例7:無線ICタグの活用による図書館サービス(岩手県江刺市立図書館)
事例8:電子図書館システム「デジタル岡山大百科」(岡山県立図書館)
ウ. 他機関と連携した図書館サービス
事例9:小中学校との連携(島根県斐川町立図書館)
事例10:三重県図書館情報ネットワーク「MILAI」(三重県立図書館)
エ. 多様なニーズへのサービス
事例11:倉吉市立図書館におけるヤングアダルトサービス(鳥取県倉吉市立図書館)
オ. 地域振興をめざす図書館サービス
事例12:舟橋村立図書館における村おこし駅舎との一体化(富山県舟橋村立図書館)
事例13:図書館とまちづくり(滋賀県愛知川町立図書館)
2. これからの図書館経営
ア. 図書館の新しい経営形態
事例14:新しい形の図書館整備(山梨県山中湖情報創造館)
事例15:北九州市における指定管理者による図書館運営(福岡県北九州市立図書館)
事例16:新しい形の図書館-PFI-(三重県桑名市立中央図書館)
イ. 図書館と地域のむすびつき
事例17:市民参加での図書館づくり(佐賀県伊万里市民図書館)
事例18:NPO法人「ふくろうの森」との協働(徳島県鳴門市立図書館)
ウ. 市町村合併を活かした図書館経営
事例19:市町村合併と図書館(山梨県南アルプス市立図書館)
エ. 図書館経営の新たな視点
事例20:横浜市立図書館の新たな財源創出の試み(神奈川県横浜市立図書館)
事例21:神奈川県立図書館の活動評価(神奈川県立図書館)
3. 最近の図書館の潮流
事例22:県図書館協会による職員研修とその認定・登録制度(長野県図書館協会)
事例23:イメージチェンジを図る英国の公共図書館(慶應義塾大学 須賀千絵)

(参照)
「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-(報告)」

*この報告書に関する報告会が,三田図書館・情報学会の月例会(第127回)として,5/26に開催されるようです。

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今年もバーゲン

国内の新刊書は再販制度の対象であり,定価販売となっていますが,複数の出版社が期間限定で「謝恩価格本(時限再販本)」と「部分再販品」を,定価の50%で販売する「バーゲンブック.jp」が,今年も4/20から始まりました。

「バーゲンブック.jp」【謝恩価格本】サイトへ

「バーゲンブック.jp」【部分再販品】サイトへ

資料は限られていますが,大手出版社を含め93社の書籍が対象となっています。
期限は4/20から6/20まで。
この機会にいかがですか?
1500円以上なら送料無料です。

専門書や児童書(しかけ本)など,定価がそこそこするものだと「半額」というのは大きいです。
ちなみに出版ニュース社刊の「前川恒雄著作集」もでてました…

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弘前図書館100周年記念展

青森県の弘前市立図書館が,今年5月に100周年を迎えるにあたって,資料展とロビー展を開催します。

「★弘前市立弘前図書館創立100周年記念展」(*お知らせページ下部) --弘前市立図書館--


『図書館所蔵文庫資料展』
期間:4/23~11/9
『弘前図書館 ロビー展』
「こんな本が読まれていました」
*明治時代後半から平成17年までの本からベストセラーを中心に紹介
:第一期 まだテレビがなかった頃 4/23~6/9
:第二期 ベストセラーとその時代 6/18~9/20
:第三期 この本読んだ?図書館のベストリーダー(人気の本) 9/22~11/9

100周年を迎える図書館は他にもあるでしょうが,やはり100年という時間は歴史を感じますね。

(報道記事)
「弘前市立図書館100周年記念でロビー展など」 --陸奥新報2006.04.21--

Hirosaki Public Library

この図書館,旧館と新館が並び立ってますが,旧館の建物が時代を感じて,結構好きです。

写真撮影:2004年7月9日

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2006.04.19

Googleのシェア

米国の調査によると,「検索サービス」としての利用サイトのシェアはGoogleが4割以上になっているようです。

「Number of Search Queries Gain in March, Google Leads the Way」(*英文) --comScoreプレスリリース2006.04.17--

comScore Networksの3月期調査によると,米国で行われた検索質問64億件のうち,
Googleによるものが,27億件(42.7%),ついでYahoo!によるものが,18億件(28.0%),MSN Searchが8億4900万件(13.2%),などとなっています。
興味深いのは,昨年3月の調査結果と比較すると,順位は同じものの,Googleは36.4%で1年で6.3%増加したのに対し,Yahoo!は前年30.6%で2.6%の減,MSNが前年16.5%で3.3%の減,となっており,Yahoo!やMSNでの利用者がGoogleにシフトしたような結果となっています。
一方で,ツールバーからの検索では,Googleが48.9%,Yahoo!が46.5%,と,ほぼ二分されています。

Nielsen//NetRatingsによる調査でも,検索質問数は53億件ほどとなっており,ここでもGoogleでの検索が48.5%を占めており,Yahoo!の22.5%,MSNの10.7%のシェアに大きく差をつけています。(同調査は2月期データ)
(参照)
「GOOGLE ACCOUNTS FOR NEARLY HALF OF ALL WEB SEARCHES, WHILE APPROXIMATELY ONE THIRD ARE CONDUCTED ON YAHOO! AND MSN COMBINED, ACCORDING TO NIELSEN//NETRATINGS」(*pdf/英文) --Nielsen//Netratings2006.03.30--

検索においては,Googleの一人勝ちとなるでしょうか。

(報道記事)
「Google、Yahoo!とMSNからシェア奪う」 --ITmediaニュース2006.04.19--

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米国人のオンラインアクセス率

Pew Internet & American Life Project による調査では,米国成人(18歳以上)の約3/4にあたる,73%がオンラインアクセス環境下にあり,利用しているそうです。

「73% of Americans go online」(*英文) --Pew Internet2006.03.31--

ディバイドの状況を見ると,人種間差異は,白人系米国人の利用率が74%であるのに対し,アフリカ系米国人は61%となっています。
また年代別では,30歳以下の89%,30~49歳が82%に対し,50~64歳が71%,65歳以上では34%となっています。

記事中で,“英語を話すヒスパニック系米国人の80%はオンラインアクセスしている”と書かれていたのですが,問題は“Non-English Speaker”の方ですね。

ディジタル・ディバイドは,様々な要因要素の元に存在しています。分かりやすいものでもなかなか解消されないのですから,問題は深刻です。

ちょっとサボっていたら,pewやnetratingのレポートが一杯出ていました…

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2006.04.18

gooでwikipedia検索

gooが,新たなサービスとして「wikipedia」のデータを利用した検索サービスとなる,「フリー百科事典」の提供を開始しました。

「「goo」で、ウィキペディアのデータを利用した検索サービス「フリー百科事典」を開始」 --gooプレスリリース2006.04.18--

 「goo辞書」―百科事典
(利用法)
 「フリー百科事典から検索する」

(参照)
「Wikipedia」サイトへ

Wikipediaと正式に提携しデータの提供を受けたサービスであり,国内初の試みとなります。

気になった点とすれば,検索が「キーワード完全一致」のみの点と,従来より話題となっているWikipedia記載内容の信頼性についてです。
プレスリリースの記事および利用案内(開設)では,wikipedia記載内容の信頼性に関する記述がありますが,目立つ形での注意書きはありませんね。(それを言ったら,ウェブコンテンツ全体の信頼性も同じことですが)
検索の窓口となる「goo辞書」で提供されている他の辞事典コンテンツは,既存の冊子体出版物がベースであることを考えると,利用者自身の注意や意識が必要かも知れません。

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「医療分野におけるICTの利活用に関する検討会」報告書

総務省が昨年より開催していた,「医療分野におけるICTの利活用に関する検討会」の報告書が公開されていました。

「「医療分野におけるICTの利活用に関する検討会」報告書の公表」 --総務省2006.04.18--

 同「概要」(*pdf)

目次
第1章 医療分野における情報化の現状
1-1  我が国の医療をめぐる社会状況
1-2  医療分野における情報化の現状

第2章 医療分野におけるICTの利活用の在り方
2-1  ICTに期待される役割
2-2  ICTの利活用の将来像
2-3  「ユビキタス健康医療」の実現に必要な主な技術
2-4  医療分野におけるICTの利活用策

第3章 ICTの利活用を推進するための課題
3-1  ICTの利活用を推進する上での共通の課題
3-2  医療機関内におけるICTの利活用推進に向けた課題
3-3  地域医療連携におけるICTの利活用推進に向けた課題
3-4  日常生活圏での医療におけるICTの利活用推進に向けた課題
3-5  災害・救急医療におけるICTの利活用推進に向けた課題

第4章 ICTの利活用を推進するための取組
4-1  ICTの利活用を推進するための方策
4-2  電子タグ等ユビキタスネット技術の利活用を推進するための方策
4-3  ロードマップ

医療分野そのものにおける,技術的な取り組みや方向性・プランなどが中心ですが,中期目標年次が2010年頃と,結構早い時期です。新しい技術や取り組みには,他と比べると早い導入のイメージがある医学分野ですが,この取り組みはどうなるでしょうか。

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専任学校司書の配置

2006.04.19関連記事追加
「恵庭市内全中学に専任司書 生徒、関係者ら歓迎の声」 --北海道新聞2006.04.18--



12学級以上の学校における司書教諭配置が義務化される中,従来の「学校司書」の位置づけが変わる自治体もあるようですが,本来彼等の役割は別物です。

北海道の恵庭市では,昨年度の小学校全校配置に引き続き,今年度からは全中学校にも「専任の学校司書」の配置を行っています。

「中学校でも全校に司書 小学校でまず導入、貸し出し増 恵庭」 --北海道新聞2006.04.18--

恵庭市には小学校8校,中学校5校がありますが,これで全校において「市費」による専任学校司書が配置されたことになります。
残念ながら非常勤職員としての勤務ではありますが,月曜から金曜までフルタイムの勤務であり,図書館事務業務のみならずアドバイザリー(読書指導)や図書を活用する学習指導なども業務に含まれ,「学校司書」としての役割を担う立場です。ところで,専任の司書教諭はいるのでしょうか?

全校への学校司書配置といえば,市川市や三鷹市などでもやっていますが,全国的に見ればまだまだです。(高校での学校司書は結構いるようですが,小中学校の学校司書配置はまだ多くありません)
それほど大きくない自治体でも可能であるという,力になればいいですね。

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2006.04.17

遊学館アーカイブ

既に紹介したつもりでしたが,どうもしていなかったようで…

山形県の生涯学習文化財団が,昨年度から開発・公開を行っています「遊学館アーカイブ」において,4/3から「映像アーカイブス」として,県内偉人に関するビデオ資料がウェブ公開されています。

「映像アーカイブス―郷土の偉人」

 「映像アーカイブス」ページへ

 「遊学館アーカイブ」サイトへ

今回は,まず以下の2組15本から。

「郷土の偉人(1)」
:阿部次郎/日下部四郎太/堀米庸三/小倉金之助/折下吉延/新関良三/浜田広介/大橋乙羽/田沢稲舟/高山樗牛

「郷土の偉人(2)」
:土門拳/吉田熊次/結城哀草果/菅実秀/佐野利器

正直,知らない方も多いので,ちょっと勉強になりました。
映像は,Windows Media Player(wmp)方式で,ブロードバンド用(512)とナローバンド用(64)の2種で配信。多くの映像はTV番組として作成されたもので,15分前後のものが多く,気軽に見ることができます。

郷土の偉人に関する情報は,他にも山形県立図書館で提供されている「縣人文庫」があります。

新しく山形に来た方や,新しい学期・学年での地場学習に役立つ資料ではないでしょうか。

(参照:紹介記事)
「偉人・文化ビデオ400本、4月からネット配信―山形」 --朝日新聞2006.03.02--
*この記事を紹介していたつもりだったのですが…無念。

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goo,アルバイト検索強化

新年度ということもあり,需要は大きいのではないでしょうか。

gooが提供している,アルバイト求人等の情報サイト,「goo 求人&転職」において,主にアルバイト求人情報に関するデータベースが大幅に強化されました。

「「goo」でアルバイト求人情報検索サービスを強化」 --gooプレスリリース2006.04.17--

 「アルバイト--goo求人&転職」サイトへ
 「goo 求人&転職」サイトへ


○データベースの強化
:リクルート社「フロム・エーナビ」等を始め,大手より情報提供を受け,従来の4倍以上の求人情報量を予定
○検索機能の改善
:地域の細分化,絞り込みの強化,比較一覧インターフェイスの強化など
○地図サービスとの連携(今後の予定)
:goo地図との連携した,新たな検索システムを予定

米国などを中心に,公共図書館での仕事情報検索や照会サービスを行っている例はあります。
是非はともかく,検索手段を知り検索手段を利用者に提供すること自体は,図書館における情報サービスの範囲なのでしょうね。

このblogでも主に卒業生などに向けて図書館系求人情報を照会・案内していますが,本来は自分で探す&探せることのできるものですね。問題は,その手段を知っているかどうかと,探し方のコツを掴んでいるかどうかでしょう。
このblogにSE検索で訪問される方の多くが「図書館 求人」といったキーワードで来られます。間違ってはいないでしょうが,もっと効率向上が必要だとも感じます。

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2006.04.14

デジタルアーカイブポータルに公文書追加

国立国会図書館(NDL)が提供する,電子アーカイブ資料のポータルサイト,「デジタル・アーカイブ・ポータル」のコンテンツに,国立公文書館の公文書などが追加されました。

「4月14日、統合検索の対象に「国立公文書館デジタルアーカイブ」「カレントアウェアネス」「NDL雑誌記事索引」を追加、および機能強化を実施」 --NDL2006.04.14--

 「デジタル・アーカイブ・ポータル」サイトへ

新たに検索対象に追加されたコンテンツは,
国立公文書館デジタルアーカイブシステム・システムに掲載の
 ・公文書58万冊分の目録
 ・公文書画像(日本国憲法関係)約77万コマ
 ・内閣文庫(和書・漢籍)約43万冊分の目録
NDLが提供する図書館学関係記事,『カレントアウェアネス』掲載の
 ・『カレントアウェアネス』(冊子体あり)より,472件
 ・『カレントアウェアネス-E』(電子媒体)より,1,023件
NDL所蔵雑誌の記事索引(インデックス)である『雑誌記事索引』より
 ・『雑誌記事索引』2005年分の,約40万件

と,なっています。

ナショナルアーカイブの資料や,雑誌記事索引が,他のデジタルコンテンツと同時に探せるのは,大変助かりますね。
統合的な検索に,どんどん便利になって行きます。
がんばれNDL。
(参照)
 「国立公文書館デジタル・アーカイブ」

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ブログとSNSの登録者数

総務省が,平成18年3月末時点での国内におけるブログおよびSNSの登録者数を発表していました。

「ブログ及びSNSの登録者数(平成18年3月末現在)」 --総務省2006.04.13--

ブログ・サービスの登録者数は,ブログサービス提供53社の登録者数単純合計で868万人。 SNSは21社の合計で716万人,となっています。

半年前の平成17年9月末が,それぞれブログ473万人,SNS399万人,でしたので,半年で2倍近い増加となっていますね。企業サービスではなく運営しているものもあるので,それらを合わせると,もう少し数は多くなるでしょう。
ただ,ブログもSNSも,複数のサービスを利用している人が相当数いると思われるので,実際の普及率という意味では,数字ほどは普及していないのかも知れません。

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2006.04.13

MS版,学術検索サービス

2006.04.14追加
*公式プレスリリースを読みました。
とりあえずベータ版としては,コンピュータサイエンス,電子工学,物理学が対象だそうですが,IEEEやACM,エルゼビア,ワイリー等の査読論文(学術雑誌)が対象に含まれるようです。なかなか。
現在は英語版ベータのみですが,そのうち日本でも利用できるようです。


ウェブでの学術情報検索サービスといえば,「Google Scholar」が先行しましたが,MSも同様のサービスを稼働させるようです。

「MS、Google対抗の学術文献検索サービスを発表」 --ITmediaニュース2006.04.12--

(原情報)
 「CRITIQUING MICROSOFT LIVE "ACADEMIC SEARCH"」(*英文) --UBC Google Scholar Blog.folio2006.04.09--

(公式情報)
 「Microsoft Announces Windows Live Academic Search」(*英文) --Microsoft Press Release2006.04.11--

細かなところの確認は,また後ほど。

(参考)
 「"Academic Search" & Librarians in the New Information Economy」 --UBC Google Scholar Blog.folio2006.04.11--

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2006.04.11

Wikipediaを信頼する?

ボランティア作成によるウェブ百科事典,「Wikipedia」の記載内容に関する正確性や信頼度については,「Nature」誌の調査(参考エントリ:05.12.16付け記事)や,それに対する「Encyclopaedia Britannica」誌の反論(参考エントリ:06.03.24付け記事)で紹介しましたが,内容の実際の正確性についてはともかく,利用者がどのように思っているか?ということについては,「Wikipedia」の圧勝のようです。

「閲覧者の94%が「信頼できる」、オンライン百科事典ウィキペディア」 --インターネットコム2006.04.11--

インターネットコムgooリサーチによる調査によると,“ウィキペディア(Wikipedia)に書かれている内容は,ある程度信頼できる”と考えている人が,閲覧者の94%にのぼるそうです。

Wikipediaがこれほどまでに多くの事項をエントリしたウェブ百科事典として広まったのは,誰もが自由に内容を記述でき,編集もできる,という点。
それぞれの専門家などが,自らの知識を活かして少しずつ作り上げることができる,いわば「寄り合い百科事典」であったこと。数十万件から数百万件にもなる事項(項目)からなる百科事典を,一団体で作成しようとすれば,莫大な費用と時間がかかります。(日本版Wikipediaは,今年4/9付けで20万項目を達成,英語版は今年3月までに既に100万件以上の項目を有している)
それを軽減できるのがWIKIというシステムを使ったこのWikipediaということになります。

一方で,それは「誰かが伝えたいことを,恣意的に記載する」ことも出来るわけで,個人的にはWikipediaを利用することは大いに構わないものの,94%もの信頼性に少し不安を覚えます。
調査でも,実際にWikipediaの編集を行ったことがある人は,閲覧経験者の5%にも満たない程度。
受け取るだけの情報が,誰によって作られ,どのような意図,典拠で記されているのか。それを見極めた上での「信頼性」であることを祈るばかりです。

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山形県立図書館,新日程へ

山形県立図書館(山形市緑町)が,本日4/11から,利用しやすい新サービス日程に変わります。

新しくなった点
【開館日の増加】
・祝日は全て開館(月曜日と重なる日を除く)
・年末年始は,新たに12月28日と1月4日を開館
 (年末年始休館日は12月29日~1月3日)

【カウンター業務担当者が,全て図書館司書有資格者へ】
・貸出・利用案内などのカウンター業務を担当する職員が,全て司書有資格者(嘱託職員)に


「開館日カレンダー」(*pdf)

ささやかな変更かも知れませんが,どうぞよろしくお願いします。

ちなみに,県図書館ウェブサイト(ホームページ)もH17年末からリニューアルされて,かなり便利に使いやすくなっています。ぜひ。

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2006.04.10

[新潟]臨時職員

しごと情報ネット検索結果より。

■新潟市内病院
・病院内図書室 司書(臨時職員) 1名 *6ヶ月更新
・勤務時間帯:13:15~18:15,時給制(810円)
・要司書資格(職務内容:医学書・医学雑誌等の整理・貸出・点検等;文献検索・コピー等)
希望者は新潟市のハローワークから紹介状をもらい,面接に臨む
詳細情報

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「e-DDS」by東大図書館

興味深い手法です。

東京大学附属図書館が,4/4より「e-DDSサービス」という,電子ファイル提供による学内文献複写提供サービスを開始するそうです。

「総合図書館におけるe-DDSサービス開始のお知らせ」 --東京大学附属図書館2006.04.04--

本郷キャンパス以外のキャンパス所属者を対象に,必要な文献を電子画像ファイル(PDF)で提供する仕組みだそうです。
著作権処理上,学内からの利用のみですし保存はできませんが,物理的に離れたキャンパスからも資料を手早く入手できるのは,便利でいいですね。

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2006.04.07

米国図書館の現状報告

ALA Renew手続きにいって気付きました…

米国図書館協会(ALA)米国における図書館の現状報告を発表していました。

「New State of America's Libraries report: documents positive, expanding role of libraries」(*英文) --ALA2006.04.04--

 「The State of America's Libraries: A Report from ALA」(*英文)
 「同 Full Report(全文)」(*pdf)

レポートでは,カトリーナ被害図書館に対する支援などを取り上げていました。
明らかとなった点として,以下の内容がハイライトされています。

・図書館に対する評価
:90%が図書館に満足しており,成人の内62%が図書館利用カードを所有している

・図書館PC環境
:公共図書館でのPCアクセス利用需要はますます増していて,図書館は予算減少の中でも新技術の導入を行っている

・図書館予算の減少
:いくつかの地域において,図書館サービスにマイナスとなる予算カットが行われた

・図書館員の活動
:図書館員は,インターネットやウェブの利用の権利や情報への自由かつオープンなアクセスを守る最前線にたち,活動している

とりあえず概要のみ。
年度明けは,目を通すべき報告書などが多すぎる…週末の楽しみというか何というか。

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図書館関係求人情報

「しごと情報ネット」検索結果より。

■福島県原町市
臨時職員(学校図書館司書):1名
期間:平成18年5月~(雇用期間:4ヶ月~)
資格:司書資格(必須)
詳細:ハローワーク情報ページへ

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2006.04.06

「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして」

まだ内容全てに目を通していませんが,取り急ぎ。
文部科学省「これからの図書館の在り方検討協力者会議」報告書,『これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-』が,ウェブ上で公開されました

「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-(「これからの図書館の在り方検討協力者会議」報告書)」 --文部科学省2006.0405--

これからの図書館の在り方検討協力者会議(生涯学習政策局長決定)では、「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(平成13年7月)施行後の社会や制度の変化、新たな課題等に対応し、地域や住民に役立つ図書館となるために必要となる新たな視点や方策等について提言をとりまとめましたので、公表いたします。

 「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-」
目次
はじめに

第1章 よびかけ
 1. 地方公共団体のすべての機関の方々へ
 2. 図書館で働く方々へ
 3. 地域住民の方々へ
 4. 各種団体や機関の方々へ

第2章 提案 これからの図書館の在り方
1. 公立図書館をめぐる状況
 (1)図書館の現状
   設置状況/条件整備の状況/管理運営の状況/関連法制の動向
 (2)社会の変化
2. これからの図書館サービスに求められる新たな視点
 (1)図書館活動の意義の理解促進
 (2)レファレンスサービスの充実と利用促進
 (3)課題解決支援機能の充実
 (4)紙媒体と電子媒体の組合せによるハイブリッド図書館の整備
 (5)多様な資料の提供
 (6)児童・青少年サービスの充実
 (7)他の図書館や関係機関との連携・協力 /図書館間の連携・協力/行政部局、各種団体・機関との連携・協力
 (8)学校との連携・協力
 (9)著作権制度の理解と配慮
3. これからの図書館経営に必要な視点
 (1)図書館の持つ資源の見直しと再配分
 (2)図書館長の役割
 (3)利用者の視点に立った経営方針の策定
 (4)効率的な運営方法
 (5)図書館サービスの評価
 (6)継続的な予算の獲得
 (7)広報
 (8)危機管理
 (9)図書館職員の資質向上と教育・研修/図書館職員の資質向上/図書館職員の研修、リカレント教育 /司書の養成/専門主題情報担当者の教育
 (10)市町村合併を踏まえた図書館経営
 (11)管理運営形態の考え方
4. 国、都道府県の役割
 (1)都道府県の役割
 (2)国の役割
 (3)国立国会図書館の役割


同「概要」(*pdf)

平成17年1月には「地域の情報ハブとしての図書館-課題解決型の図書館を目指して-」も提示されていますが,図書館設置者や関係者はこれらについて,どれくらい目を通しているものでしょうか。

週末にじっくり読んで,また補足したいと思います。
すみません,新年度開始したばかりで,ちょっと多忙です。

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2006.04.05

「質問サイトの利用状況」調査

NTTレゾナントと三菱総研が運営する調査サービス,「gooリサーチ」で,同サービス・モニターを対象とした「質問サイトの利用状況」に関する調査が行われ,結果が公表されていました。

「「質問サイトの利用状況」に関する調査結果」 --gooリサーチ2006.04.03--

調査期間:2005.12.07~12.09 有効回答者数(n値):2,184名
調査結果のポイント
(1) わからない事を調べる主なツールとして質問サイトを活用する人は約2割であるが、利用経験者は約7割を占める。
わからないことをインターネットで調べる際、ほぼ全員にあたる98.8%が検索サイトを活用しているが、その他では、口コミサイト、質問サイト、掲示板は2割前後が利用。質問サイトの利用経験者は約7割、週1日以上の利用者は2割以上を占める。
(2) 今後、他の人の質問に対して回答意向のある割合は8割を超えており、回答意欲が高いことがうかがえる。
今後、「質問サイト」を調べるために利用するだけではなく回答意向があるとする人は8割を超える、83.4%だった。また質問が有料であれば7割が「利用しない」と回答しており、無料であることが質問サイト利用の前提となっていることが見て取れる。
(3) 質問への回答内容に関する満足度は8割以上と高い。満足しなかった際の理由は「疑問が解決しなかった」ことが主な理由。
質問サイトでわからないことを質問した際、回答の満足度は80.0%と高く、満足しなかった際の理由は「疑問が解決しなかった」ことが主な理由で、質問サイトに対する満足度が高いことが浮き彫りになった。
(4) 質問サイトの利用意向として、総合的ジャンルがありカテゴリー分けされていることを望む利用意向者が大半を占める一方、特定のジャンルに特化した質問サイトも約4割が利用を希望。
質問サイトに対する今後の利用意向として、総合的なジャンルがありカテゴリー分けされていることを望む利用者が大半を占める一方、専門的なジャンルに特化している質問サイトについても40.8%が利用を望んでおり、「広く深く」調べられることが望まれていることが浮き彫りにとなった。

「“分からないことがあった時”に,インターネットで調べる」という情報探索行動は,今となっては珍しくもないものですが,実際の行動内容としてはやはり「サーチエンジンでの検索」がほとんどでしょう。
その中で,実際の「インターネットでの探索行動」ならびに「質問回答サイトの利用」について調査した結果は,個人的に大変興味深く,有用な内容です。というか,似たようなことをやってますが…
利用する質問回答サイトとしては,「教えて!goo」(67.6%)と「Yahoo!知恵袋」(45.2%)と,大手ポータルサイトが提供するサービスが二強となっています。やはり専門サイト(「はてな」や「OKwave」など)は,認知度が低いのでしょうか。
一方,自分が行った質問に対する回答への満足度は,「非常に満足」が16.7%,「やや満足」が63.7%と,満足した質問者が全体の8割以上となっています。一般サーチエンジンでの検索の満足度と比べると,高いのではないでしょうか。
質問サイトの今後の姿として,約4割が「専門特化された質問回答サイト」を求めている,というのは興味深い内容です。実際の質問行動でも,「専門的な内容質問については,特化質問回答サイトを利用する」とする利用者が8割に及ぶことを考えると,今後も専門特化された質問は増えるとも言えるでしょう。

NTTレゾナントは,ポータル「goo」の運営会社でもあり,同ポータルでは,「教えて!goo」という質問回答サイトをも提供しています。その拡充のための調査でもあるのでしょうが,私の立場とすれば,「これ(質問回答サイト)と比べて,図書館のレファレンス・サービスの認知度・利用度はどれくらい違うものなのか?」という点が,研究対象ともなりそうです。

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goo,「ニュースマップ」の試行開始

ポータルサイト,「goo」が,「gooニュース」で提供されている世界のニュース記事について,スクロール地図上に表示する新しいサービスのトライアルの提供を開始しました。

「「goo」で世界のニュースをスクロール地図上に表示する「ニュースマップ」のトライアルサービスを提供開始」 --gooお知らせ2006.04.04--

 「gooニュース」サイトへ

 「ニュースマップ」(日本地図版)

 「ニュースマップ」(世界地図番)

提供は6/30までとなっています。
地図上に,ポップアップ形式でニュース概要(ヘッドラインとニュースソース,配信日時)が表示され,詳細は実際のgooニュース上のページへのリンクで提供されています。

ニュースを見ながら,実際の場所を把握できていない場合も多いことでしょう。これは便利かも知れません。
そういえば,私が学生とよくやる“遊び”で,「何も見ずに日本地図(世界地図)を書き合う」というのがあります。誰かが書いた都道府県や国に「隣接する」ものをお互いに付け足してゆく遊びなのですが,いつもいつも大変ユニークな日本地図(世界地図)ができあがります…。そういったことを考えると,こういうグラフィカルなサービスのニーズは高いものと思われます。

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2006.04.04

NDL「近代デジタルライブラリー」拡充

国立国会図書館(NDL)が提供している電子資料群の一つで,明治期刊行図書を対象とする「近代デジタルライブラリー」の公開資料が大幅に追加され,本日4/4で公開開始となりました。

「近代デジタルライブラリーお知らせ」(2006.04.04付け) --NDL2006.04.04--

 「近代デジタルライブラリー」サイトへ

新たに約5万タイトル(約6万7000冊)の明治期刊行図書を追加公開しました。今回の追加公開により近代デジタルライブラリーの公開総数は、約89,000タイトル(約127,000冊)となります。

「追加公開資料」(*csvファイル)


H17.8月の段階で約6万冊が公開されていましたので,今回の追加公開分を合わせると,約12万7千冊の明治期刊行図書がウェブ上から閲覧できます。これは,NDLが所蔵する明治期刊行図書約17万冊の3/4にあたる数です。

近代デジタルライブラリーでの公開形式は,画像での提供となっていますが,PDFファイル形式での印刷・保存が可能で,明治期刊行図書の原本を必要とする方にとっては,大変有用なものとなっています。検索も書誌情報からのキーワード検索の他,NDC分類でのブラウジングも可能です。

納本図書館であり中央図書館としての機能を持つ同館ならではの資料群を,多くの人々に活用してもらうためには,こういった取り組みは本当によいと思います。
今後は大正期資料の公開もあるようですので,期待したいものです。

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2006.04.03

「東京大学学術機関リポジトリ」公開

先日「つくばリポジトリ」(Tulips-R)を紹介したところですが,4/1付けで「東京大学学術機関リポジトリ」も公開されていました。

「東京大学学術機関リポジトリ」(UT Repository) --東京大学2006.04.01公開開始--

なんといっても,「天下の東大(?)」ですので,収録されているコンテンツの有用性は高いと思われます。

多くの大学で機関リポジトリが作成・公開されています。
有用性を考えると英語ver.があるといいとは思いますが,まずは作成からでしょうね。

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NICER,リニューアル

教育・学習情報のポータルサイト,「教育情報ナショナルセンター(NICER)」がリニューアルされ,提供される生涯学習情報,ならびに初等中等教育情報が大幅に拡充され,検索機能が強化されました。

「教育情報ナショナルセンター(NICER(ナイサー))Webサイトの拡充-生涯学習情報をインターネットから容易に-」 --文科省2006.03.31--

(参照)
 「教育情報ナショナルセンター(NICER)」サイトへ

*主な拡充内容

  • 国の各府省が提供する政策,統計,学習機会,資格等に関する情報を追加

  • 都道府県等の地域が提供する教材,資格等に関する情報を大幅に追加(約12万件)

  • 初等中等教育における学習情報:JSTの「理科ねっとわーく」(科学技術・理科教育のためのデジタル教材情報)を追加

ICTの利活用関連情報が中心でしたが,これでさらに活用の幅が広がるポータルとなりそうです。

ちなみに,3/15付けで「ICTキュービック」という名称のシステムも公開されています。

「ICTキュービック」サイトへ --NICER2006.03.15--


このシステムは,各教科の授業においてITを活用することができるスキルを養うことを目的とし,Web上で研修ができるようにした「先生のための ICTスキル研修」システムです。
教科を小中高共通、小学校、中学校、高校、中高共通のカテゴリーに分け,それぞれについて具体的な指導場面をあげました。各場面ごとの研修用 コンテンツは,既存の有用なコンテンツのほか、このシステムのために新規開発したものを含め全部で1000以上用意しています。
必要なとき,時間の余裕ができたとき,このシステムを利用してIT活用指導力のアップをはかり,実際に授業で役立ててください。

あるものを活用するのも,教育ですね。

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「山形県子ども読書活動推進計画」

策定まで長かった…というのは置いておいて。

「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づく,山形県の「子ども読書活動推進計画」が策定され,公開されました。

「山形県子ども読書活動推進計画」 --2006.03.30公開--


「山形県子ども読書活動推進計画~本が大好き! いのち輝く山形の子ども読書活動サポートプラン~」
  • 計画の概要
  • はじめに
  • 目次
  • 第1部 総論

  • 第2部
    • 1 家庭・地域・学校における子どもの読書活動の推進
    • 2 子どもの読書活動を推進するための施設、設備その他諸条件の整備充実
    • 3 読書活動に対する理解啓発・情報の発信

  • 第3部
    • 公立図書館一覧  学校図書館の調査結果
    • 読書活動優秀実践校の取組

    • 読書活動実践団体の取組
    • 読書活動を取り入れた授業
      • 1 読書紹介を通し、本の魅力を伝え合う
      • 2 読書の幅を広げ音読への意欲を高める
      • 3 読む楽しさが膨らむシリーズ読書
      • 4 並行読書で比べ読みの力を付ける
    • 司書教諭の取組事例
  • 奥付

  • *各ファイルはpdfで提供

    (参照)
    「都道府県・政令指定都市の「子ども読書活動推進計画」」 --SLA提供--


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    2006.04.02

    『情報管理』誌,無料公開開始

    科学技術振興機構(JST)が発行している,情報理論・情報サービス等に関する月刊誌,『情報管理』誌が,2006年4月1日からウェブ上で無料公開されます。

    「情報管理Web」サイトへ

    (参照)
     「情報管理」(*J-STAGE)

    公開対象は,1996年発行のvol.39,no.1から最新号。
    抄録とPDFファイルでの全文(フルテキスト)が,誰にでも無料で公開されています。

    また,上記「情報管理Web」サイトからのリンクで,J-STAGEの資料内検索(フルテキスト検索)も利用でき,同誌での論文検索が大変便利になっています。

    「『情報管理』誌,資料内検索」サイトへ
       *検索フィールドは,「タイトル」「著者名」「抄録」「著者キーワード」「著者所属」「全文(フルテキスト)」

    先の「Jounal@rchive」といい,JSTも様々なオープンアクセスコンテンツを提供してきていますね。
    地方(というより資料難の)の自分としては,大変ありがたいです。

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    JLAサイト,リニューアル

    日本図書館協会(JLA)のサイトがリニューアルされ,新しく「企画調査部から」と題するブログが提供されています。

    「日本図書館協会」サイトへ

     「企画調査部から」(*blog:2006.03.31開始)

    他人様のことを言える立場じゃないですが,もうちょっとデザイン面・コンテンツ面で拡充されるといいのですが…学校図書館部会のサイトの方がかっこいいんですよね。

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