2006.11.07

仙台市広瀬図書館,指定管理者制度を導入

仙台市図書館のうち,青葉区下愛子にある広瀬図書館が,08年度より指定管理者制度を導入するそうです。

「仙台市広瀬図書館 指定管理者制導入へ 08年度から」(*要登録) --河北新報2006.11.07--

報道記事によると,来年度管理者を募集し,08年度からの本格導入を目指すそうです。
仙台市立の図書館は7館ありますが,広瀬図書館のみが対象となったのは“他の図書館と比べて利用者が少ない”ということだそうです。
報道記事では,広瀬図書館での先行導入においての実績・効果をみて,他の図書館への導入を検討するそうです。

個人的に大変気になったのは,この記事において

“図書館には映像ソフト貸し出しや資料コピーによる収入があり、7館合わせた年間収入は391万円(04年度)。これに対し、支出総額は13億7000万円に上る。経費は市が支出しており、支出削減が課題になっている。
(記事より抜粋引用)
という記事文章があること。
“収入”と表現されると,大変違和感を感じてしまいますが,一般の方から見るとやはり収入なのでしょうか…。

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2006.10.24

東北大図書館が講義科目「情報検索術」ブログ開設

カレントアウェアネス-R経由で知りました。

東北大学附属図書館が,全学共通科目「大学生のための情報検索術」用の情報提供を行うブログを,10/5より開設しています。

「大学生のための情報検索術」サイトへ

シラバスを見る限り,「図書館を活用した情報検索やレポート作成」のためのノウハウを身に付けさせる内容講義で,後半では図書館での実地演習もあり,また様々な形で図書館が講義に関わりを持って行われる講義のようです。

図書館が情報リテラシー教育科目を担当する事例も増えて参りましたし,講義の情報提供をサイトやブログで行う事例も珍しくはありません。しかし,図書館が講義科目のブログを主体的に運営する事例は,珍しいのではないでしょうか。
このような形での「教育と図書館」の密接なつながりが,これからも続くことを期待します。

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2006.10.06

イザベラ・バード著『日本奥地紀行』の完訳

あらゆる意味で地元の話題です。

イギリスの旅行家で,明治期に東北地方などを旅したイザベラ・バードが記した『日本奥地紀行』(Unbeaten Tracks in Japan)の完訳版が,大津高氏(山形大名誉教授)の手により完成したそうです。

「「日本奥地紀行」 足かけ4年完訳 山形大・大津さん」(*閲覧登録制) --河北新報2006.10.06--

記事によると,1880年に初版発行の『Unbeaten Tracks in Japan』は全2巻の著作であるが,邦訳時には一部が省略され普及版では1巻組となりました。省略された部分には,関西地方の旅行記などが省略されているそうです。
今回の完訳では,省略された関西地方の旅行記のみならず,未訳となっていた置賜地域の記述も含めた全内容が収録される形となります。

翻訳にあたっては,山形県立図書館が所有する初版本が底本となっているそうです。

郷土資料としても価値のある資料です。様々な形で活用されるとよいですね。

(参照:県立図書館の所蔵目録記述)
「UNBEATEN TRACKS IN JAPAN 1巻」
「UNBEATEN TRACKS IN JAPAN 2巻 」

(参照:BLの初版本目録記述)
「Unbeaten tracks in Japan : an account of travels in the interior, including visits to the Aboringines of Yezo and The Shrines of Nikkô and Isè / Isabella L. Bird.」

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2006.10.05

ボランティアによる,写真のデータベース化

北海道江別市で,市民ボランティアによる,古い郷土資料写真のデジタル・データベース化の作業が始まったそうです。

「古い写真 市郷土資料館でデータベース化 江別のPC愛好団体」 --北海道新聞2006.10.05--

江別市のPC愛好家らによるボランティア団体,「江別パソコン利用研究会(EPOC)」が,市郷土資料館が所蔵している貴重な郷土資料写真約1800枚について,PCへのスキャニングおよびデータベース化する作業を,市の支援事業への応募という形で実施しています。

郷土資料のデジタル化・データベース化は様々な形で行われておりますが,ボランティア団体による事業ということで,より地域に密着した形での作業が進んでいるようです。ぜひ見事に完成させてもらいたいものですね。
もちろん作成されたデータベースを,如何に活用してゆくか,ということが一番大切なことでもあります。

記事によると,市の「市民協働のまちづくり支援事業」としては今年度3月までとなりますが,次年度以降もとりあえず1年間の継続作業を予定しているようです。

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2006.10.04

大岡氏講演「山形で語る折々のうた」

当方で主催する講演会のお知らせです。

山形県立米沢女子短期大学国語国文学科創設五十周年を記念し,歌人の大岡信氏をお迎えして,10月10日(火)午後2時より記念講演会を実施致します。
平日ではありますが,まだお申し込みいただけますので,是非お越し下さい。


山形県立米沢女子短期大学国語国文学科
■創設五十周年記念講演■

『山形で語る折々のうた』
講師
大岡 信 氏

斎藤茂吉,鷹羽狩行,川崎展宏,神保光太郎,丸谷才一ら,山形縁の歌人を取り上げ,山形の“折々”を講演していただきます

日時
平成18年10月10日(火) 14:00開場 14:30開会

会場
山形県立米沢女子短期大学

〒992-0025 山形県米沢市通町6-15-1
会場へのアクセスはこちら

入場料
1,000円(当日会場で受け付け)


お問い合わせ
山形県立米沢女子短期大学事務局 まで

電話: 0238-22-7330(代表)

E-mail: 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会(担当:加藤)


一週間前のお知らせですが,興味ある方はぜひお越し下さいませ。

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2006.10.02

米沢に「メディアサロン」

地元米沢市に,新聞,雑誌,ビデオ等を無償で提供する,私設の「メディアサロン」が出来,10/3オープンするそうです。

「新聞や雑誌、読みに来て「メディアサロン」」 --朝日新聞2006.10.02--

記事によると,この「メディアサロン」を設けたのは,米沢市桜木町にある,三ヶ山新聞舗。
提供されるのは,河北新報や米沢新聞などの地方紙,スポーツ紙を含む,米沢市内で配達される全紙が対象で,朝日新聞社刊の出版物や,郷土資料(地元関係者の出版物)も置かれるようです。
開館時間は,午前8時~午後8時まで,と長めの時間帯となっています。

実は,この近くというか直線距離で数百メートル先には,市立米沢図書館があったりします…。
図書館との関係もさることながら,図書館に対しても思うところがないわけではありませんが,まずはこの「メディアサロン」の状態を見てからにすることにします。

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2006.09.26

山形市サイト,BBS休止へ

正直,悲しいニュースです。

山形市が,自サイト内に設置していた掲示板(BBS)の閉鎖を決めたそうです。

「HP掲示板閉鎖へ山形市、書き込み半数中傷」 --朝日新聞2006.09.27--

現在でも,書き込み者のIPアドレスが表示されるようになっていますが,原則匿名のBBSということもあり,誹謗中傷が絶えず,やむなく閉鎖の方針に踏み切ったとのこと。

自治体サイトでの掲示板運営は,どうしてもこの手の問題が絶えません。
「ネチケット」という言葉はもはや古くなりましたが,利用する側のモラルマナーを改善する事は,なかなかに難しいことでもあります。
技術的な対策をとってゆくことが,唯一の手段となることが悲しいことです。

(参照)
「交流広場掲示板」サイトへ



ところで。
山形市立図書館の開館時間が延長・拡大され,webOPACへの移行が9/21付けで発表されたはずなのですが,未だオンライン上の情報源で確認がとれていません…。
その内,ソースを確認の上,詳細情報をお届け致します。

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2006.09.25

NPOによる手作り図書館「ゆめポッポ」開館

宮城県栗原市で,NPO法人による新規図書館「ゆめポッポ」が開館しました。

「NPOが手作り図書館 寄贈本活用し開設 栗原・瀬峰」(*要会員登録) --河北新報2006.09.24--

同NPO法人「クリーンせみね」は,「駅文庫」としてJR瀬峰駅における文庫図書室を運営していますが,昨年より新しい図書館の運営を計画し,合併により空いた旧瀬峰町の教育委員会の建物を活用して,今回の新規図書館「ゆめポッポ」の開設となりました。
「駅文庫」の運営に対して,全国から寄せられた寄贈本が蔵書の中心となり,蔵書冊数約2万2千冊の図書館として開館しました。蔵書は文庫本などの他,児童向けの文学全集や百科事典類などもあるとのことで,それなりの規模となっています。蔵書の整理や目録作業は,NPO法人のメンバーで元図書館員の方々が行っています。
記事によると,場所は瀬峰総合支所分庁舎内の一室で,光熱費を除き無料で市から借り受けています。初夏などは旧築館高校から譲り受けたものだとか。結果的に,大きなお金をかけずに開館した図書館となります。

当面の開館は,土曜・日曜の12:00~15:00までと,限られた時間ですが,NPO法人のボランティア図書館として,長い活動が期待されます。

>卒業生とかへ
ボランティアスタッフが不足しているため,開館時間が限定されているようです。近在の方々,協力してみませんか?

(関連記事)
「独自図書館この夏開館 JR瀬峰駅の文庫運営NPO」(*要会員登録) --河北新報2006.04.28--

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2006.09.19

合併と図書館

特集記事になっていましたので,ご紹介。

「新一関市1年 合併後のまちづくり」 --岩手日報--

この中の9/18付け記事,「住民サービス 2006.9.18 地域で負担増に差 規模生かす事業も進む」で,新一関市7図書館のシステムのネットワーク化事例が取り上げられていました。
具体的には
“合併を機に広域連携の力で市民サービスを向上しようという動きもある。その一つ、図書館は合併のスケールメリットを生かした計画を進める。”
という形でシステムのネットワーク化によるサービスコミュニティ拡大(利用者カードの一元化)と蔵書管理(横断検索)が紹介されています。

実際に利便性を増すことで「地域格差の解消を目指す」という,取り組みとして十分かどうかはさておき,この平成の大合併で多くの市町村図書館が同じ立場におかれている中,経年的に見た“影響”の結果や調査などがこれからどんどんと明らかになってゆくことを期待しますね。
自分で調査するのが一番なのでしょうが…

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2006.09.13

財政難,ということ

夕張市の財政破綻が明らかになってよりこの方,今後の動静が気にはなっていましたが,こういう形になるようです…。

「図書館と美術館一元化へ 夕張市が経費削減策で計画」 --北海道新聞2006.09.13--

ある意味,順当な結果なのかも知れませんが,上記の新聞記事で述べられている内容が何とももの悲しい限りです。

財政再建団体入りを決めた夕張市は、経費削減策の一環として、老朽化した市立図書館の蔵書を市美術館に移し、一元化する計画を固めた。財政再建下では、改修や移転の予算を新たに計上するのは難しいため、図書館を十月から来年三月まで休館し、臨時職員の給与などを浮かせて、書架を新たに購入。本の運搬は職員が行うという、涙ぐましい構想だ。
*北海道新聞記事より引用(*下線追加)

記事の詳細を読むと,
 ・休館中の臨時職員給与(土日分のみ)と清掃委託料で,約130万円を捻出
 ・そのお金で,移動先となる美術館に新規に書架を購入
 ・約10万点の書籍は,約1/3に絞り込み,職員が半年かけてコツコツと運び入れる
…ということだそうです。

なんというか,「財政破綻」ということの厳しさが,こんなところからも見いだせてしまいます。

図書館が存続するためには仕方のないことなのでしょう。それでも“半年休館してサービスを停止させて,その結果,それ以前よりも資料数などサービスが低下する(可能性が高い)”という,今回の再建案。悲しいものがあります。

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